化粧品の有効成分を知って大人ニキビを改善する

化粧品で大人ニキビを改善する方法

大人ニキビを化粧品で改善するといっても、化粧品だけで完全に治るわけではありません。
もちろん、食生活を良くしたり、睡眠を取ったりして、ホルモンバランスを整える努力は必要です。ただ、それってすっごく大変だし、そもそも忙しくって無理な日もある。。わかっていても出来ないってこともあるんですよね。

化粧品を正しく選ぶのは、知識と多少のお金がありさえすれば、今日からでもできます。スキンケアは毎日の習慣の一つなので、その道具を変えるだけ。意外と手間がかからずに続けられる方法なんですよね。

古いスキンケア知識を大人用にアップデートして、自分にあった化粧品で、美しい肌へ改善していきましょう。

ワンランク上の化粧品を選ぼう

大人ニキビに、思春期ニキビと同じケアをしていては、改善するどころか、悪化させてしまうかもしれません。

なぜなら、思春期ニキビ用の化粧品は殺菌力がつよい傾向にあるからです。皮脂も水分も多い思春期ニキビと、インナードライの大人ニキビでは対処法が違うというのは、トップページで解説しましたが、まさに化粧品会社も年齢にあったケアが出来るように思春期ニキビには殺菌効果の強い化粧品を作っているのです。

また、他にも理由はあって、思春期ニキビ用の洗顔や化粧水には、洗い上がりをスッキリ気持ちよくするために、メントールやスクラブなどの刺激の強い成分を使っている場合が多いです。
さらに、子供でも手がとどくような価格に設定したプチプラ商品も多くなっています。化粧品は値段が高いからよくて、安いから悪いと一概に言えるわけではありません。しかし、成分などはその価格帯の範囲内でしか配合することができないという現実もあります。安いもののなかには、石油系界面活性剤やアルコール、合成香料などのニキビには悪い成分が少なからず含まれてしまっていることが多いのも事実です。成分の内容をきちんと見極めて購入しないと、安物買いの銭失いとなってしまいます。

有効成分が入っているものを選ぼう

薬品

お手持ちの化粧品には、ニキビに効果的な成分が含まれていますか?チェックしてみましょう。
大人ニキビに効く成分の例としては以下のようなものがあげられます。

栄養素 ニキビに効く働き 多く含まれている食材
ビタミンC誘導体 ニキビ跡に効く、美白成分であるうえに、皮脂を抑える作用もあるので、まさにニキビにもってこいの成分です。種類も複数ありそれぞれ効果も異なってくるので、わたしはこの成分にこだわって化粧水を選ぶようにしています。 成分表示例:リン酸アスコルビルナトリウム、リン酸アスコルビルマグネシウム、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、APPS
サリチル酸 殺菌効果が高いことで、ニキビ用化粧品に含まれていることが多い有効成分です。配合量が多すぎると刺激成分になってしまうのですが、適切な量の配合であれば、肌の角質を柔らかくしてくれる、ニキビケア成分として有効と言われています。 成分表示例:リン酸アスコルビルナトリウム、リン酸アスコルビルマグネシウム、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、APPS
イソプロピルメチルフェノール 殺菌作用のある成分です。顔に出来るニキビの原因のアクネ菌だけでなく、体に出来るニキビの原因のマラセチア菌にも効く殺菌に万能な有効成分です。
グリチルリチン酸 漢方の原料としても使われる低刺激性の抗炎症成分です。 成分表示例:グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2k

大人ニキビにはNG!殺菌しすぎとピーリング

化粧品

大人ニキビも、思春期ニキビと同じく清潔にしておくことは必要です。
でも、気にしすぎる余り、殺菌作用が強すぎるものを成分とした化粧品を使ったり、ビーリングや洗顔をしすぎてしまうと、逆に重症化してしまうという特徴があります。 例えば、思春期ニキビ用の某有名洗顔料に配合されている、「レゾルシン」という成分です。

抗アクネ剤として、高い殺菌作用があるかわりに毒性もあるので、化粧品には0.1%までと配合量が決まっています。前述した「サリチル酸」よりも殺菌効果が格段に高いため、インナードライが心配な大人には、刺激が強い成分です。

また、顔がスッキリ気持ちいいピーリングですが、こちらもやり過ぎは禁物です。ピーリングは角質ケアの一種で、本来は肌のターンオーバーを正常にするものです。
クリニックやエステでプロにやってもらうのは良いのですが、自分でケアするのはどこまでやっても大丈夫なのかがわかりづらく、失敗の可能性が高いケア方法です。基本的には無理やり角質を溶かしたり剥がしたりする行為なので、ただでさえニキビで未成熟な細胞が表面にさらされているのに、余計にその防御壁まで剥ぎ取ってしまい、ニキビが悪化したり、化粧水がしみるようになってしまいます。
ピーリングでキレイにしたつもりが、余計に肌を傷つけていたなんていう結果になる前に、まずは保湿と生活習慣を改めましょう。これは地味ですが、一番着実なニキビ治療です。

毛穴ケアには拭き取り化粧水という選択肢も

毛穴ケアには拭き取り化粧水という選択肢も

お肌を保湿しながら、毛穴詰まりを解消することができるスキンケアアイテムのひとつに「拭き取り化粧水」というものがあります。拭き取り化粧水には、「角質を除去できる成分」が入っているため、これをお肌に塗って拭き取ることで、ニキビの原因にもなる古くなった角質を取り除くことができるのです。

拭き取り化粧水の使い方
  • 摩擦を軽減するため、指の幅全体に化粧水を含ませる
  • 拭き取る際はバウンド拭きで、横にこすらない
  • ニキビ部分はそっと押し当てるように拭き取る
  • ニキビのできやすいフェイスラインも忘れずに拭き取る

ただし、皮膚の薄い目元や口元は避けて使用しないと、肌荒れや炎症の原因にもなるため注意が必要です。やり過ぎは本来必要な皮脂まで取ってしまい、かえって皮脂が過剰分泌されてニキビのもとになってしまう危険性もありますので、物足りないからと言って何度も使ってしまわないよう、ほどほどに。